飲食業、小売業、介護職、美容師…
毎日長時間立ちっぱなしでお仕事をされている方がたくさんいらっしゃいます。
立ち仕事は体を大きく動かさないわりに、足にかかる負担はとても大きいものです。
「1日が終わると足がパンパン」
「立っているだけで足がだるい」
そんなお悩みを抱えていませんか?
今回は、足の疲れ・むくみのメカニズムと、すぐに取り入れられる対策方法をご紹介いたします。
◆なぜ立ち仕事で足が疲れやすくなるの?
人間の体は、重力の影響を受けています。特に長時間立ち続けると、足に集まった血液が心臓へ戻りにくくなり、ふくらはぎなどの下半身に滞留しやすくなります。
これにより、
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足のだるさ
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むくみ
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重さを感じる
といった状態が現れやすくなるのです。
ふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、血液をポンプのように押し上げる役割を持っていますが、筋肉が使われない状態が続くと、その働きが鈍くなります。
また、足裏にずっと体重がかかっていることで筋肉も疲弊し、巻き爪のように足爪のバランスが崩れやすくなる原因にもつながります。
◆足の疲れをためないためにできること
立ち仕事をしている皆さんに、すぐに実践できる簡単な対策をご紹介します。
職場やご自宅でぜひ取り入れてみてください。
【1】かかとの上げ下げ運動
シンプルながら効果的なのが、ふくらはぎの筋肉を動かす「かかとの上げ下げ運動」です。
ゆっくりと10~15回繰り返すだけでも、足に溜まった血液が循環しやすくなります。
【やり方】
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壁や椅子などにつかまりながら、つま先立ちになる
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ゆっくりとかかとを下ろす
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これを10〜15回、1セットとする(できれば朝・昼・夕の3回)
ポイントは、反動を使わず、ふくらはぎにしっかり力が入るよう意識すること。
職場の休憩中にも気軽に行えます。
【2】踏み台昇降で足全体を刺激
踏み台がある方は、階段の段差や10cmほどの台で「昇って・降りる」動作を繰り返すだけでも、足首やふくらはぎをしっかり使えます。
昇降運動は、有酸素運動としても活用されており、全身の巡りを促すのにもおすすめです。
お仕事帰りの5分でも十分効果があります。
【3】着圧ソックス・ストッキングの活用
ドラッグストアやネット通販で手軽に購入できるのが「着圧ソックス」や「着圧ストッキング」です。
これらは足首からふくらはぎ、もしくは太ももにかけて段階的に圧力がかかるよう設計されており、血液やリンパの流れをサポートしてくれます。
立ち仕事で夕方になると靴がきつくなる方や、足が冷える方には特におすすめです。
注意点として、締めつけが強すぎるものは逆効果になる場合もありますので、自分の足に合った圧力のものを選びましょう。
◆巻き爪にもつながる足の疲労
足の疲れが蓄積すると、歩き方や体重のかけ方がアンバランスになりやすくなります。
例えば、かかと寄りの重心になっていたり、親指が使われなくなったりすると、爪にかかる圧力が均等でなくなり、巻き爪になりやすくなってしまうのです。
巻き爪は、見た目だけでなく、歩くときの負担や靴の履き心地にも影響します。
立ち仕事を続けながら快適な足元を保つには、「足の疲労をためないこと」がとても大切です。
◆おうちでできるセルフケアのすすめ
仕事から帰ったら、次のようなケアも取り入れてみましょう。
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足首をゆっくり回して、関節の柔軟性を保つ
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湯船に浸かってふくらはぎをマッサージ
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足指でグー・チョキ・パーを作る運動(足指じゃんけん)
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足の裏をゴルフボールやペットボトルでコロコロ刺激
どれも簡単で道具もいらないケア方法ですが、毎日の積み重ねが巡りのよい足づくりへとつながっていきます。
◆まとめ:足を労わることは、体全体への思いやり
毎日立ち仕事をされている皆さま、本当にお疲れさまです。
足が重く感じる日もあるかと思いますが、そのままにせず、ちょっとした工夫でケアしていくことで、驚くほど快適に過ごせるようになります。
また、足の疲れを放っておくと、巻き爪や魚の目、タコといった爪・皮膚トラブルにもつながっていきます。
湘南巻き爪矯正院 逗子葉山院では、巻き爪・魚の目・タコといった足や爪のケアだけでなく、足全体のバランスや使い方のアドバイスも行っています。
巻き爪やタコ・魚の目を根本から予防していきたい方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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