みなさん「扁平足(へんぺいそく)」をご存知ですか?
足元の悩みとしてよく聞かれる言葉の一つが”扁平足”ですが、実は赤ちゃんはみんな最初は扁平足だということをご存知ですか?
このブログでは、赤ちゃんの足の構造から、大人になるにつれて変わっていく足裏のアーチの仕組み、そして、扁平足が原因となって引き起こされる足元の負担について、わかりやすく解説していきます。
また、横須賀市久里浜で巻き爪のお悩みを多く伺っている湘南巻き爪矯正院 久里浜院ならではの視点で、足裏のバランスと巻き爪の関係にも触れていきます。
【赤ちゃんの足はふわふわの扁平足】
生まれたばかりの赤ちゃんの足は、まだ骨や筋肉が発達しておらず、土踏まずの部分が脂肪で覆われてふっくらしています。
これがいわゆる”扁平足“の状態です。
赤ちゃんの足は非常に柔らかく、歩く経験を重ねていくなかで少しずつ筋肉が育ち、次第にアーチと呼ばれる構造が形成されていきます。
アーチが形成され始めるのはおおよそ3歳頃からで、しっかりできてくるのは、だいたい6歳前後といわれています。
このアーチこそが、足裏にかかる衝撃を吸収したり、姿勢や歩行のバランスをとる重要な役割を果たしてくれているのです。
【アーチが形成されないとどうなる?】
足裏のアーチには、
- 内側縦アーチ(いわゆる土踏まず)
- 外側縦アーチ
- 横アーチ
の3種類があります。
このうち内側縦アーチがしっかり育たないまま大人になると、足全体が地面にベタッと接地するような形になり、これが一般的にいう扁平足の状態です。
クッション機能が弱くなることで、足裏への負担が増えたり、歩き方が不安定になりやすくなったりします。
外側縦アーチが崩れると、足首が外側に傾きやすくなり、歩行時にバランスをとりにくくなることもあります。
また、横アーチが落ち込むと”開張足“と呼ばれる状態になり、足の幅が広がったり、足の付け根あたりにタコや魚の目(鶏眼)ができやすくなることもあります。
【扁平足と巻き爪の関係とは?】
足裏のアーチが崩れると、体の重心のかかり方が変わり、つま先や足指に余計な力がかかりやすくなります。
その結果として、指がしっかり地面に接地しづらくなる「浮き指」状態になったり、親指に偏った力がかかってしまうことがあります。
これが、巻き爪の原因の一つになるケースも少なくありません。
湘南巻き爪矯正院 久里浜院のある横須賀市久里浜エリアでも、こうした足裏バランスの乱れから巻き爪につながってしまった方が多くいらっしゃいます。
【毎日の習慣でアーチを育てる】
大人になってからでも、足裏のバランスを整えるためのサポートは可能です。
まず大切なのは、
- 自分の足に合った靴を選ぶこと
- 毎日しっかり足指を使って歩くこと
- 足のストレッチや足裏の筋肉を鍛えるトレーニングを取り入れること
靴選びのポイントとしては、足指がしっかり動かせるよう1cmほど爪先にゆとりがあること。
これを捨て寸と呼びます。
そして、かかとがしっかり支えられていること、アーチを支える中敷き(インソール)が入っていることなどが挙げられます。
また、矯正サポート靴下を取り入れることで、足指の動きを活性化させやすくなります。
座っている時間が長い方は、意識して立ち上がる時間を増やしたり、かかとの上げ下げ運動などを日常に取り入れるのもおすすめです。
【まとめ】
扁平足は赤ちゃんのころは自然な状態ですが、大人になる過程で足裏のアーチをしっかり育てていくことがとても大切です。
足裏のバランスが整うと、体全体の安定感が増し、巻き爪などのトラブルにもつながりにくくなります。
横須賀市久里浜エリアで巻き爪や足裏のトラブルが気になっている方は、まずはご自身の足の状態を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
湘南巻き爪矯正院 久里浜院では、足の構造や歩き方に関するアドバイスも行っております。
靴の選び方や日常生活の中での工夫についても丁寧にサポートしておりますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね♪
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